
2000年の始めから取り組みを始めました「粉ミルク緊急支援キャンペーン」は、多くの皆さまのご協力により、半年間で累計823,097円のカンパをいただいております(2000年6月15日現在)。短期間で多額のカンパをいただきましたことに対し、心からお礼申し上げます。
ハンクネット・ジャパンでは、第一次粉ミルク支援として、4月9日に、粉ミルク342キログラム分(360缶、通関手数料込みで約50万円)を調達して、ピョンヤンの育児院に送らせていただきましたところ、その後、育児院長さんからお礼の手紙が届きましたので、ご紹介いたします。
「さらなる支援活動にご協力を!」
今年に入って日本からもコメ10万トンの支援が再開され、また、アメリカも小麦5万トンの支援を約束していますが、しかし、それらの分を含めても今年の海外からの支援は、いまだ国連機関が見積もる必要量の半分も達成されていません。そのうえ、特に北朝鮮の北東部の食糧事情は、いぜんとして厳しいと報告されています。
画期的な南北首脳会談が実現し、北朝鮮の経済復興においても今後徐々に明るい材料が出てくるかもしれませんが、まだ油断はできません。栄養状態の悪い北朝鮮の人々は、三日食べなければ終わりかもしれません。経済復興が進んだ頃には、さらに多くの幼い子どもたちが栄養不足ですでに亡くなっていたという事態すら起こりうるかもしれません。心あるカンパが、乳幼児一人の命を永らえさせることができるという言葉がけっしてウソではない状況が今なおあるといえます。まだまだ緊急支援の手をゆるめるわけにはいきません。
私たちは、今後もひきつづき、緊急の粉ミルク支援活動に取り組んでいきたいと考えております。粉ミルクは北朝鮮の乳幼児に非常に適切で役に立つものですが、なにぶん高価なため、十分な量を調達することは簡単なことではありません。今後も、皆様方のご協力をどうかよろしくお願いいたします。